電気圧力鍋デメリット8選|後悔しない選び方と対策【2026年版】

電気圧力鍋のデメリットを価格・調理時間・手入れ・食材制限・電源の5観点で整理します。「電気圧力鍋 後悔」で検索する人が実際につまずくポイントと、デメリットを踏まえたうえで選ぶべき機種の条件を、実勢価格と消費電力の具体値つきで詳しく解説します。

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「電気圧力鍋を買ったけど、思ったより時短にならなかった」「後入れができなくて味見しながら作れない」——そんな電気圧力鍋 後悔の声は、購入前に知っておけば防げるものがほとんどです。本記事では電気圧力鍋のデメリットを価格・調理時間・手入れ・食材制限・電源の5つの観点で具体的に整理し、そのうえで「それでも選ぶ価値がある」判断基準と機種の選び方を解説します。

ヒント:

この記事でわかること:電気圧力鍋の8つのデメリットの実態/デメリットを許容できる人・できない人の見分け方/デメリットを踏まえたうえでの選び方


電気圧力鍋のデメリット8選

1. 本体価格が高く、設置スペースも必要

電気圧力鍋は普通の鍋やフライパンより高価で、コンパクトモデルでも1万円台前半、大容量・多機能モデルは3万円以上になることも珍しくありません。加えてコンセントに固定して置く必要があり、炊飯器と同じくらいの設置面積(幅25〜35cm程度)を常時確保しなければなりません。使わない時に収納できる圧力鍋と違い、「置き場所を先に決めてから買う」発想が必要です。

注意:

賃貸のミニキッチンや作業スペースが限られる住まいでは、事前に設置寸法を確認しないと「置く場所がなかった」と後悔する原因になります。設置スペースの判定は卓上調理家電が置けるかの制約ガイドで確認できます。

2. 予熱・加圧・減圧を含めると調理時間は思ったより長い

「電気圧力鍋=時短家電」というイメージで買うと、ここでギャップが生まれます。表示される「加圧時間」はあくまで圧力がかかっている時間で、実際には予熱(圧力が上がるまで)+加圧+自然減圧または急速減圧を合計した時間がかかります。角煮のように加圧時間15分の料理でも、予熱と減圧を含めるとトータル30〜60分程度になるのが一般的です。

炒め物のように「数分でできる」料理と比べると速くはなく、「短時間で仕上げる」よりも「火のそばにいなくても勝手に仕上がる」ことがその時短効果だと理解しておくと、期待とのギャップを防げます。

3. 蓋を開けて味見・後入れができない

加圧中は安全機構によって蓋が開かない構造になっています。煮込みながら味を調整したり、野菜を後から加えて食感を残したりすることができません。仕上がりの味は基本的に「加圧前にどれだけ調味料を計算して入れられるか」で決まるため、目分量で味を微調整する調理スタイルの人には不便に感じられます。

4. パーツが多く、手入れに手間がかかる

多くの高圧タイプの電気圧力鍋は、内鍋・パッキン(シールリング)・圧力弁・蒸気口カバーなど分解して洗うパーツが多い構造です。パッキンはニオイ移りしやすく、こまめに外して洗わないと劣化や異臭の原因になります。「炊飯器感覚で気軽に使う」つもりで買うと、この手入れの手間が負担に感じられることがあります。

5. 入れてはいけない食材・調味料がある

電気圧力鍋には、構造上向かない食材があります。

電気圧力鍋で避けたほうがよい食材・調味料

項目スペック
ルウ・カレー粉粘度が高く焦げ付き・ふきこぼれの原因になりやすい(加圧後に加えるのが基本)
パスタなどの麺類膨張して圧力弁を詰まらせたり、ふきこぼれたりする可能性がある
練り物・かまぼこ類急激に膨らみやすく、ふきこぼれの原因になりやすい
加圧中に膨張して圧力弁を塞ぐ恐れがあり、多くの機種で使用を禁止している
大量の油・多量の酒類泡立ちやすく、圧力弁からの噴きこぼれ・詰まりにつながりやすい

これらは製品によって取扱説明書の記載が異なるため、購入前に対象機種の説明書で「使用を控える食材」を必ず確認してください。カレーやシチューは、具材を圧力調理したあとに蓋を開けてルウを溶かす、という2段階の使い方が一般的です。

6. 消費電力が大きく、ブレーカーが落ちる可能性がある

電気圧力鍋の消費電力は機種によって700〜1,400W前後と幅があります。単体で使う分には問題なくても、電子レンジや炊飯器、ドライヤーなど他の家電と同時に使うと、契約アンペアによってはブレーカーが落ちることがあります。

注意:

1000〜1400W級の機器を電子レンジ等と同時使用すると、契約アンペアによってはブレーカーが落ちる場合があります。タコ足配線・延長コードの定格容量超過にも注意してください。契約アンペアの変更は電力会社への申込が必要です。同時使用する家電の合計ワット数を確認したい場合はブレーカー落ち判定チェッカーで計算できます。

7. 圧力調理特有の匂い移り・パッキンの劣化

パッキンはゴム製の消耗品で、カレーなど匂いの強い料理を作ると匂いが移りやすく、使用頻度が高いほど劣化も早まります。定期的な交換が前提の部品だと理解しておく必要があります。

8. 「なんでも時短できる」わけではない

電気圧力鍋が得意なのは、肉じゃが・カレー・角煮・スープなどの煮込み料理をやわらかく仕上げることです。逆に炒め物・焼き物・揚げ物のような調理には向いておらず、「1台で何でも時短できる万能調理器」という期待で買うと用途のミスマッチが起きます。


それでも電気圧力鍋を選ぶ価値がある人

デメリットを並べると「買わないほうがいいのでは」と感じるかもしれませんが、目的が合っていれば電気圧力鍋は依然として有効な調理家電です。以下に当てはまる人は、デメリットを許容してもなお選ぶ価値があります。

  • 「時短」ではなく「ほったらかし調理」が目的の人——材料を入れてボタンを押せば、火のそばにいなくても煮込み料理が完成する
  • 作り置き・まとめ調理をしたい人——一度に多めに作って冷凍・冷蔵保存する使い方と相性がよい
  • 無水調理・低温調理など、通常の鍋では手間がかかる調理をしたい人
  • 手入れの手間を許容できる、またはパーツの少ない機種を選べる人

パーツの多さや手入れの手間というデメリットは、低圧タイプの機種を選ぶことである程度軽減できます。ここからは、デメリットを踏まえたうえでの機種選びのポイントを紹介します。


デメリットを踏まえた電気圧力鍋の選び方

手入れの手間を減らしたいなら低圧タイプ

高圧タイプは調理の幅が広い一方でパーツが多く、手入れの手間がデメリットとして出やすい構造です。低圧方式を採用した機種は、部品点数を抑えつつ短時間で仕上げられるよう設計されているものが多く、手入れの負担を減らしたい人に向いています。

タイガー魔法瓶 TIGER COOKPOT COK-B220-WM マットホワイト

タイガー魔法瓶 TIGER COOKPOT COK-B220-WM マットホワイト

タイガー独自の低圧“うま圧”方式を採用した2.2Lクラスの電気圧力鍋。ひとり〜2人暮らし向けのコンパクトサイズで、高圧タイプより短時間で食卓に出せる。

  • 上位機COK-B400と同じ低圧“うま圧”方式で食材のうまみを引き出す
  • 1〜2人暮らし向けの2.2Lクラスでキッチンに置きやすいコンパクト設計
  • 圧力調理に加えて無水調理・蒸し調理など幅広い調理モードに1台で対応できる
  • マットな質感のホワイトカラーを採用し、キッチンや食卓のインテリアに馴染むデザイン

Amazon価格

¥17,310

Amazonで購入する

タイガーの¥17,310前後で購入できるCOK-B220-WMは、上位機と同じ低圧「うま圧」方式を採用したコンパクトモデルです。1〜2人暮らし向けの2.2Lクラスで、高圧タイプより短時間で食卓に出せる点と、パーツがシンプルで手入れしやすい点が、デメリット5・6を軽減する選び方の一例になります。

大容量・多機能を重視するなら高圧タイプ

作り置きやまとめ調理を重視するなら、高圧タイプの大容量モデルが向いています。手入れの手間は増えますが、その分1台で圧力調理・無水調理・炊飯・スロー調理などを幅広くこなせます。

低圧タイプ vs 高圧タイプの比較

タイガー COK-B220-WM
手入れが楽

タイガー COK-B220-WM

  • 低圧うま圧方式でパーツがシンプル
  • 1〜2人暮らし向けの2.2Lクラス
  • 高圧タイプより短時間で調理できる

¥17,310

パナソニック NF-PC400-K
大容量・多機能

パナソニック NF-PC400-K

4.2
  • 最大6人分に対応する3.9L
  • 自動調理20メニュー搭載
  • 作り置き・まとめ調理向き

¥18,691

アイリスオーヤマ PMPC-MA4-B
コスパ重視

アイリスオーヤマ PMPC-MA4-B

4.3
  • 自動メニュー90種類
  • ガラス蓋で煮込み鍋としても使える
  • 3〜4人分の調理に対応

¥14,880

パナソイックの¥18,691NF-PC400-Kは満水容量3.9Lで最大6人分に対応し、自動調理20メニューと安全機能を備える大容量モデルです。アイリスオーヤマの¥14,880PMPC-MA4-Bは自動メニュー90種類を搭載し、ガラス蓋への切り替えで煮込み鍋としても使える2WAY仕様で、コストを抑えつつ機能を確保したい人に向きます。

いずれも高圧タイプのためパーツはやや多めですが、その分調理モードの幅は広く、大人数の作り置きには向いています。デメリット4・5を許容できるかどうかが、低圧タイプとの分かれ目になります。


購入前チェックリスト

  • 設置スペース(幅・奥行き・コンセント位置)を確保できるか——設置制約チェックはこちら
  • 電子レンジ等との同時使用でブレーカーが落ちないか——ブレーカー判定チェッカーはこちら
  • 「時短」ではなく「ほったらかし調理」が目的に合っているか
  • 入れてはいけない食材(ルウ・麺類・練り物・餅)を把握しているか
  • 手入れの手間を許容できるか、低圧タイプで軽減したいか
  • エアフライヤー・卓上IHとの違いも比較したいか——3種の比較ガイドはこちら

これらを確認したうえで、具体的な機種を比較したい場合は電気圧力鍋おすすめ11選で価格帯別の候補を確認してください。


よくある質問

電気圧力鍋は本当に時短になりますか?

予熱・加圧・減圧を含めた実質調理時間は30〜60分程度が目安で、ガスコンロの弱火煮込みより短くなる料理は多いものの、炒め物のような数分調理と比べると速くはありません。「火のそばにいなくていい」という手放し時短が実際のメリットです。

電気圧力鍋に入れてはいけない食材はありますか?

はい。ルウやカレー粉のように粘度が高い調味料、パスタなどの麺類、練り物、餅は焦げ付き・ふきこぼれ・圧力弁の詰まりの原因になりやすく、多くの機種の取扱説明書で使用を控えるよう案内されています。

電気圧力鍋を使うとブレーカーが落ちますか?

電気圧力鍋の多くは700〜1,400W前後の消費電力があり、電子レンジや炊飯器と同時に使うと契約アンペアによってはブレーカーが落ちる場合があります。同時使用する家電の合計ワット数を契約アンペアと照らして確認してください。

電気圧力鍋のお手入れは大変ですか?

内鍋・パッキン・圧力弁・蒸気口カバーなど分解して洗うパーツが多く、毎回すべて外して洗うと手間に感じる人もいます。パッキンが少ない低圧タイプの機種を選ぶと、手入れの負担を軽くできます。

電気圧力鍋を買って後悔しやすいのはどんな人ですか?

「炒め物のように数分で完成させたい」「味見をしながら調味料を微調整したい」人は、蓋を開けられない・加圧に時間がかかるという特性と目的が合わず後悔しやすい傾向があります。ほったらかし調理を目的にする人には向いています。


まとめ

電気圧力鍋のデメリットは、本体価格・設置スペース・実質調理時間・後入れできない構造・手入れの手間・食材制限・消費電力の7点に集約されます。これらは「時短家電」という期待だけで買うと後悔につながりやすいポイントですが、目的が「ほったらかし調理」「作り置き」であれば依然として有効な選択肢です。選び方のコツは、手入れの手間を軽くしたいなら低圧タイプ、容量と機能を優先するなら高圧タイプ、という軸で選ぶことです。設置スペースとブレーカーの制約は購入前に必ず確認しておきましょう。

電気圧力鍋の最新価格をチェック

デメリットを踏まえたうえで、自分の使い方に合う一台を選びましょう。

※価格・在庫状況は変動します。購入前にご確認ください。